ノーベル賞展示室
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Physics
Chemistry
展示室
アクセス・キャンパスマップ
開館時間 10:00〜16:00
休館日 日・月・祝日・お盆・年末年始
入場料 無料
TEL   052-747-6577
      (素粒子宇宙起源研究所内)
464-8601 名古屋市千種区不老町
名古屋大学
名古屋大学理学部
名古屋大学素粒子宇宙起源研究所
名古屋大学博物館
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本展示室について
 2008年には、名古屋大学関係者である、益川敏英先生、小林誠先生が物理学賞を、下村脩先生が化学賞を受賞されました。これを記念し、2011年6月、ES館2階にノーベル賞展示室をリニューアルオープンすることにしました。3先生の研究が如何に育まれ、どんな成果に至ったか、広く皆さんに知って頂くと共に、後進の学生が、我らの素晴らしい先輩の偉業に触れ、後に続くことを願って、名古屋大学博物館のサテライトとして、この展示室を開設することにしました。
理学はおもしろい

 宇宙から身近な生物まで、理学は自然に関する最も基本的な学問分野で、未解明の面白いことが一杯あります。高校や中学の理科は、物理、化学、生物、地学に区分されていますが、理学には本来こうした区分はなく、相互に深く関係しています。
 理学の研究では、自然全体をよく見て考え、「自然に学ぶ=自然から教えてもらう」というスタンスが大切です。名古屋大学には、自由な雰囲気の中で理学を学ぶ気風・伝統があります。その例が、小林・益川・下村博士というノーベル賞学者を生み出した坂田スクール、平田スクールでの研究です。
 みなさんも名古屋大学に来て、いろいろな未解決問題にチャレンジしてみませんか?

ノーベル賞学者を育てた先生たち
  坂田昌一 博士
坂田昌一 博士
坂田昌一博士は1911年(2011年は生誕100年)生まれで、1942年に名大理学部教授となり、ニ中間子論、坂田模型、牧・中川・坂田理論などで世界の素粒子物理学をリードしました。この研究グループは坂田スクールと呼ばれ、益川博士と小林博士もここで学びました。坂田スクールの自由な雰囲気は、研究の上では教員も学生も対等という坂田博士の教育方針と、1946年に制定された物理学教室憲章が基礎になっています。
  坂田記念史料室
坂田昌一博士の遺したさまざまな学術資料は坂田記念史料室(一般には非公開)に収蔵されています。展示室の一角にある『坂田教授室』では、史料室収蔵資料のうち、坂田博士の愛用した机や椅子のほか、坂田博士の胸像などを展示しています。
  坂田記念資料室  
  平田義正 博士
平田義正 博士
フグ毒「テトロドトキシン」の研究で著名な平田義正博士は1915年生まれで、1948年から理学部化学教室で天然有機化合物に関する卓越した研究を行いました。天然物化学研究で数々の優れた成果を生み出した平田スクールは、下村脩、中西香爾、岸義人、後藤俊夫、上村大輔らの著名な研究者を輩出しています。こうした研究者を育てた平田博士は名“伯楽”で、2001年ノーベル化学賞に輝いた野依良治博士を名大へ招聘したことでも知られています。
1957年当時の平田研究室メンバー  
1957年当時の平田研究室メンバー
 
 
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