生命理学科

世の中はさまざまな生命現象に満ち溢れています。
春に卵が生まれる
蝶が蜜をすう
朝、花が咲く
できたてのパンを美味しいと感じる
子供の背がぐんぐん伸びる
その背後にはどのような自然界の原理が隠されているのでしょうか。生命理学科ではその原理の一つ一つを世界に先駆けて明らかにしてきました。

君たちの先輩たちもこの知の地平に挑み、現象を理解すべく荒野の道を拓いてきました。その挑みかたもさまざま。分子構成や遺伝子の働きに原理をみた先輩もいれば、細胞の特性に隠された秘密を感じた先輩もいます。生物がどのように生まれ、どのように反応するのか、組織や個体の成り立ちから理解してきた先輩もいます。

君たちが生命理学科で生命現象が何たるかを理解する過程において、君たちには最先端の方法や技術そして考え方が身につきます。それだけではありません。人間社会も生物学を基盤とした人間の特性の理解なしには説明できないでしょう。人間とて特別な存在ではなく一つの生物ですから。生命理学科で真摯に学ぶことにより知の地平が広がるだけでなく、これからを生き抜く新たな視点もきっと見えてくるでしょう。

さあ、生命理学の教授陣とともに生命現象を理解すべく、未知の荒野を開拓して行こうではありませんか。